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      わたくしはまい日  鳥のように教室でうたってくらした
      誓っていうが  わたくしはこの仕事で  疲れをおぼえたことはない
      諸君よ紺いろの地平線がふくらみ高まるときに  諸君はその中に没することを欲するか
      じつに諸君はその地平における  あらゆるかたちの山獄でなければならない
           ・・・・・・・・
         新たな詩人よ
         雲から光からあらしから  あらたな透明なエネルギーを得て
         人と地球のとるべきかたちを暗示せよ              

宮澤賢治「生徒諸君に寄せる」より

 ALBUM 2 高崎芸術短期大学 演劇コース


               「演あるいは水を得た寅について」のある学生のレポート

   「演」を調べてみました。この字は「氵(水)」と「寅(ひきのばす)」という部分でできています。
 水流が長くのびる意味から、物事を引きのばすことを表しています。
  使われる意味としては、1.  流れる。水が遠くへ流れる、 2.  通る 3.  うるおう(潤)しみこむ 
 4. のべる、(ア)引きのばす、(意味を)おしひろめる、(イ)解きあかす、 5. (技芸などを)行う、
 6. ならう、練習する、実地にやってみる、などです。
  よく使われるのはCDEの意味ではないでしょうか。Cの(ア)の用例としては演繹、(イ)は演説
 など、人に論ずることを示しています。Dは演奏、演劇。Eは演習など、
 聞きなれた言葉に使われています。
  ひとつの文字の事をしっかり調べた事がなかったので、なんだかすごく新鮮でした。この「演」 と
 いう文字に水が関わっているなんて、全然思っていなかったからです。先生が「水を得た寅」 と
 言いましたが、それはただ文字の事で、意味に水なんて関係するわけがないと思っていました。
 こうして調べてみると、この文字は演じるということを
 この文字だけで示しているのではないかと思いました。
   「水のエチュード」をよくやりますが、それがそのまま意味として出ていて本当に驚きました。
 水のように身体を通り、身体を潤し、ひきのばされて、遠くまで流れていく。人に意味をより深く説き
 あかす。なんだか、いままでの授業がそのまま載っているような気がしました。
 やっぱり、演技には、水は欠かせないし、人にわかってもらえるのは大切なことだと思いました。
   普段何気なく使っている文字だけれど、こうして調べてみると、それぞれに意味があり、しかも
 それが本当に的を射ていて、文字を考えた人たちを今更ながら、すごいとあらためて思いました。
 新しい発見ができてよかったです。 


卒業記念自主公演

卒業記念自主公演ポスター
 

「GOD’S CHILDマクベス」
  研究生リサイタル
「時間旅行」
 

2000年

1999年

    

「GREAT MOTHER メディア
 ―満月の子守歌―」

2001年

  

「LILAあるいは月に吠える」

2000年

 

専攻生リサイタル
「晩祷あるいは泉」



2001年

 


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